マーラー「交響曲第5番」【解説と名盤】

2020年9月21日

まずはダイジェストで聴いてみよう!

マーラーの交響曲はどれも大規模な編成のオーケストラのために書かれたものばかりですが、その中には声楽を伴うものとそうでないものがあります。この交響曲第5番は声楽を伴わない純器楽のために書かれた交響曲でマーラーの交響曲の中でも代表的な曲です。

第2楽章には「嵐のような荒々しい動きをもって」との指示があり、まさにその通りの激しさを持った音楽です。映像中にオーボエ奏者が楽器を高々と上げながら演奏する姿が見えますがこれもマーラー自身の指示によるものです。まずは第2楽章をダイジェストで聴いてみましょう!

アンドリス・ネルソンス指揮:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

第4楽章のアダージェットはヴィスコンティ監督の映画「ベニスに死す」に使われたことで有名ですが、1971年公開の映画なので多くの方にはピンとこないかも知れませんね。
弦楽器とハープだけで演奏されるこの楽章はとても甘美で幻想的な楽章です。この部分もダイジェストで聴いてみましょう!

サイモン・ラトル指揮:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

マーラー「交響曲第5番」解説

マーラーがこの曲を完成させたのは1902年。指揮者としても活躍していたマーラーは前年にウィーン・フィルを辞任し、その年の暮れに妻アルマと出会い、この年に結婚しています。

第1楽章は葬送行進曲で冒頭のトランペットによる「タタタタァーン」と言う三連符の不気味なファンファーレが印象的です。「死」と言うテーマはマーラーの音楽と密接な関係を持っていて、この三連符の葬送のファンファーレはマーラーの他の作品でもよく見られます。

第2楽章(13:00付近)は冒頭でも紹介した通りの激しい楽章。続く第3楽章(28:00付近)は雰囲気が変わり3拍子で演奏される舞曲風の旋律ではじまります。マーラーの曲はどれもホルンが特徴的に活躍しますが、ここでも印象的に演奏されます。

第4楽章(46:00付近)は冒頭でも紹介した美しい楽章。この曲を作曲中に出会った妻アルマへの愛の調べとして書かれたそうです。甘美なだけでなくクライマックスでは弦楽器で奏でられる音の波が押し寄せてくるかのようなドラマ性も持ち合わせた楽章です。第5楽章(56:53付近)は前半のどこか重く暗いイメージを払拭するような楽し気で華やかな楽章です。前半は木管楽器やホルンが駆け回り、後半は華やかに且つ壮大に展開し終結を迎えます。1時間を超える大作なので興味を持たれた部分から聴かれるのもいいかも知れませんね。それでは全曲版を聴いてみましょう!

マーラー「交響曲第5番」youtube動画

マーラー「交響曲第5番」

アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮:hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)

マーラー「交響曲第5番」名盤

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