マーラー「交響曲第2番《復活》」【歌詞と解説、名盤】

2020年10月11日

まずはダイジェストで聴いてみよう!

私は生きるために死のう!
よみがえる、そうだ、おまえはよみがえるだろう、
わが心よ、ただちに!
おまえが鼓動してきたものが
神のもとへとおまえを運んでいくだろう!

引用:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「交響曲第2番 (マーラー)」

マーラーが「生と死」をテーマに描いた壮大な「交響曲第2番《復活》」、まずは終楽章のクライマックスをダイジェストで聴いてみましょう。

サイモン・ラトル指揮:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

作曲の背景

交響曲第2番ハ短調「復活」はオーストリアの作曲家、グスタフ・マーラー(1860-1911)が1894年に書きあげた交響曲です。

「復活」の標題は第5楽章で歌われる賛歌のタイトルですが、マーラー自身がこの交響曲の標題として用いたものではありません。

1888年、マーラーは最初の交響曲となる交響曲第1番(発表当初は交響詩)を書きあげると早速新しい交響曲の作曲に取り掛かります。

同年中に第1楽章を完成させたマーラーは10月にハンガリー王立歌劇場の音楽監督に就任し、翌11月には早速この作品の初演を試みています。

その楽譜の表紙には「葬礼」のタイトルが付されると共に「交響曲ハ短調」の文字を削除した形跡が残されています。

初演の手応えがもう一つであったのかマーラーはこれに続く楽章のペンを止め、この新しい作品はその後しばらくそのままにされることになります。

1891年、ハンガリー王立歌劇場の音楽監督の職を辞し、ハンブルク市立劇場の指揮者に就任したマーラーは既に作曲していた交響曲第2番の第1楽章を、単独の交響詩「葬礼」として出版することを打診しますが、これは出版社の方から断られることになります。

1893年、単一楽章の交響詩として発表することを諦めたマーラーはこれを交響曲として完成すべく、第2楽章から第4楽章を完成させます。

これには後に出版された歌曲集「子供の魔法の角笛」の1曲「原光」が第4楽章に転用されたましたが、この歌曲集からは交響曲第3番、交響曲第4番にも転用されていることから、これら3つの交響曲を総称して「角笛交響曲」などと呼ばれることもあります。

1894年、当時の高名な指揮者で、マーラーの良き理解者であり、また批判者でもあったハンス・フォン・ビューロー(1830-1894)の葬儀に参列した際、ドイツの詩人フリードリヒ・クロプシュトック(1724-1803)の詩による賛歌「復活」が歌われるのを聴き、自作の終楽章に用いるインスピレーションを得ます。

知人に宛てた手紙にはその時のことが次のように書かれていたそうです。

あたかも稲妻のようにわたくしの身体を貫き、曲の全体の形がわたくしの前に、はっきりと明らかな姿で現れました。創作する者はかくのごとき『稲妻』を待つこと。まさしく『聖なる受胎』を待つことなのです。

奇しくもそのビューローは1891年に第1楽章をマーラーから試演して聴かされた際に作品に対して厳しい批評を下しています。

そのことが一因となったかどうかは定かではありませんが、結果、単一楽章の作品としての発表を断念し、その死に際して得たインスピレーションがこの素晴らしい交響曲を完成させることに繋がったのは実に不思議な縁と言わざるを得ません。

マーラーは自作の歌詞を加筆した後、1894年の暮れにはこの曲を完成させます。

翌1895年、マーラー自身の指揮でベルリンフィルにより行われた初演は大成功を収めることになります。

※引用箇所は全て『ウィキペディア(Wikipedia)』「交響曲第2番 (マーラー)」に基づいています。

マーラー「交響曲第2番《復活》」歌詞と解説

第1楽章 Allegro maestoso

第1楽章はマーラー自身の言によれば「英雄の葬送の音楽」だとのことで、次のように解説しています。

私の第1交響曲での英雄を墓に横たえ、その生涯を曇りのない鏡で、いわば高められた位置から映すのである。同時に、この楽章は、大きな問題を表明している。すなわち、いかなる目的のために汝は生まれてきたかということである。……この解答を私は終楽章で与える。


弦楽器のトレモロに続き、低弦が荒々しくかき鳴らすように激しい旋律を奏でます。

木管楽器が奏でる行進曲風の第1主題は英雄の歩みなのでしょうか、それとも葬送の行進曲でしょうか。(譜例①)

譜例①:演奏動画(02:27)

この第1主題は高揚した後にオーケストラのトッティ(総奏)で奏される堂々とした付点風のリズムの下降音階からの経過句を経て、夢見るような第2主題へと続いていきます。(譜例②)

譜例②:演奏動画(03:58)

その後、冒頭部分へ回帰し、再び第1主題が奏でられますが、印象的な付点風のリズムと共に徐々に減衰して行き展開部へと続きます。

展開部ではまず第2主題が美しく穏やかに展開されます。第1楽章が「英雄の葬送」を描いたものであるならば、この夢見心地の旋律は美しい人生を回想しているかのようにも感じられます。

しばらく穏やかな時間が続きますが、よく耳を澄ますと何かを暗示するかのような付点風のリズムが常に見え隠れします。

穏やかな旋律の中にも不安の陰が徐々に現れ、第1主題が徐々に姿を現すと、やがて激しい嵐のような表情を見せますが、再び穏やかさを取り戻します。

第1楽章では葬送の行進を感じさせる第1主題と夢見るような第2主題が絡み合い、交差しながらその陰では絶えず印象的な付点風の下降音型が見え隠れします。

曲は何度も一旦終始したかのように思えますが、再び冒頭の旋律に回帰し展開されいきます。(譜例③)

譜例③:演奏動画(15:46)

執拗に繰り返される「タッタ、タッタ」と言う付点風の音型は時には淡々と時には劇的に、またある時には次の旋律を暗示するかのように現れますが、私には英雄の人生の歩みの様にも聴こえます。

最後はゆっくりと減衰して行ったあと、三連符の半音階を激しく駆け下りて第1楽章を終えます。

マーラーは第1楽章の終わりに「Hier folgt eine Pause von mindestens 5 Minuten」と書き込み、5分以上の休憩をおくように指示しています。(譜例④)

譜例④:第1楽章終結部分

現在のコンサートホールでは指揮者の判断によるところですが、実際に5分の休憩をはさむケースは少ないのではないでしょうか。

次にご紹介する動画ではここでソリストを入れると共にチューニングをし直して、少しだけ間をおいている感じですね。

指揮者としても高名であったマーラーは他にも実に細かい指示を楽譜に書き込んでいます。動画を見ているとオーボエやクラリネット、ホルンと言った楽器が高々とベルと呼ばれる音の出口を持ち上げて演奏される場面を見かけますが、これももちろん演奏者のパフォーマンスではなく、マーラーの指示によるものです。(譜例⑤)

譜例⑤:演奏動画(03:43)

第2楽章 Andante moderato

マーラー自身はこの楽章を「過去の回想・・英雄の過ぎ去った生涯からの純粋で汚れのない太陽の光線」(ウィキペディア)と語っています。

弦楽器で演奏される冒頭の主題は第1楽章とは雰囲気が異なる穏やかで舞曲風の旋律です。(譜例⑥)

譜例⑥:第2楽章冒頭部分

これに続く最初のトリオは細かく刻まれる弦楽器の調べに乗って木管楽器が優美な旋律を奏でます。

このトリオの後、冒頭の主題に回帰しますが、ここではゆったりと流れるチェロの豊かな旋律が絡み合います。

2回目のトリオでは1回目よりも力強く、劇的に音楽が展開されます。

最後は弦楽器のピチカートで冒頭主題が再現された後、優美に旋律が奏でられ静かに第2楽章を終えます。

第3楽章(Scherzo)

前の楽章の物足りないような夢から覚め、再び生活の喧噪のなかに戻ると、人生の絶え間ない流れが恐ろしさをもって君たちに迫ってくることがよくある。それは、ちょうど君たちが外部の暗いところから音楽が聴き取れなくなるような距離で眺めたときの、明るく照らされた舞踏場の踊り手たちが揺れ動くのにも似ている。人生は無感覚で君たちの前に現れ、君たちが嫌悪の叫び声を上げて起きあがることのよくある悪夢にも似ている……。

ティンパニの強打で夢から引き戻されたように始まると、木管楽器の刻む3拍子のリズムに乗って弦楽器が流れるような主題を奏でます。

これは歌曲集「子供の魔法の角笛」の中の一曲「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」の旋律に基づいています。少し聴き比べてみましょうか?

マーラー:『子供の魔法の角笛』より「魚に説教するパドヴァの聖アントニウス」

バリトン:ヘルマン・プライ

弦楽器が絶えず奏でる流麗な旋律と木管楽器がスタッカートで奏でる少し滑稽な雰囲気もする旋律のコントラストにも惹かれます。

曲はやがて弦楽器の刻む短い音に導かれ、金管楽器が華やかな旋律を奏でる中間部に差し掛かり、一旦は盛り上がりをみせますが、美しい音楽と共に徐々に減衰して行きます。

再び冒頭の主題に回帰した後、徐々に熱気を帯び、最後は劇的な盛り上がりをみせた後、徐々に静けさを取り戻し第3楽章を終えます。

第4楽章 Urlicht

「単純な信仰の壮快な次のような歌が聞こえてくる。私は神のようになり、神の元へと戻ってゆくであろう。」(ウィキペディア)

作曲の背景でも触れたように「子供の魔法の角笛」の中の一曲「原光(Urlicht)」に基づく歌詞と旋律がアルトの独唱で歌われます。
※ちなみにこの「原光(Urlicht)」は後にこの歌曲集から削除されています。

歌詞の日本語訳は次の通りです。

おお、赤い小さな薔薇よ!
人間はこの上ない苦悩の内にある!
人間はこの上ない苦痛の内にある!
むしろ私は天国にいたい!
私は一本の広い道へとやってきた。
すると一人の天使が来て、私を追い返そうとした。
いや、私は追い返されるままにはならなかった!
私は神のもとから来て、また神のもとへ帰るのだ!
神様は一筋の光を私に与えてくださり、
永遠にして至福の生命に至るまで照らしてくださるだろう。

アルトが静かに「O Rös- chen rot」(おお!赤い小さな薔薇よ!)と歌いだした後に響く金管楽器の調べは天上から聴こえてくる讃美歌のようで心が洗われます。

アルトの独唱によって奏でられる旋律は大きな起伏を伴わないとても素朴で美しい旋律で、それに絡むオーボエやヴァイオリンの繊細な音色が美しく聴きどころです。

歌詞からもわかる通り、人生の最後の時を迎えて神の元へ召される憧憬を歌った短くもとても美しい楽章です。

第5楽章 Im Tempo des Scherzos

荒野に次のような声が響いてくる。あらゆる人生の終末はきた。……最後の審判の日が近づいている。大地は震え、墓は開き、死者が立ち上がり、行進は永久に進んでゆく。この地上の権力者もつまらぬ者も-王も乞食も-進んでゆく。偉大なる声が響いてくる。啓示のトランペットが叫ぶ。そして恐ろしい静寂のまっただ中で、地上の生活の最後のおののく姿を示すかのように、夜鶯を遠くの方で聴く。柔らかに、聖者たちと天上の者たちの合唱が次のように歌う。「復活せよ。復活せよ。汝許されるであろう。」そして、神の栄光が現れる。不思議な柔和な光がわれわれの心の奥底に透徹してくる。……すべてが黙し、幸福である。そして、見よ。そこにはなんの裁判もなく、罪ある人も正しい人も、権力も卑屈もなく、罰も報いもない。……愛の万能の感情がわれわれを至福なものへと浄化する。

冒頭、第4楽章の静寂を切り裂くように激しく荒々しい響きが咆哮します。大きなエネルギーの塊が徐々に減衰するかのように静まっていくと、やがて最後の審判を告げるラッパを表す音が舞台裏で演奏されるホルンによって奏でられます。(譜例⑦)

譜例⑦:演奏動画(50:25)

連綿と紡ぎだされる三連符の調べは上行したり、下行したり、私には彷徨う魂のようにも感じられます。

曲はしばらく壮大なコラール(讃美歌)風の旋律を伴いながら展開されますが、途中、打楽器のロールに続き、低く不気味な和音が強奏されると一気に緊張感が増し、音楽が動きだします。(譜例⑧)

譜例⑧:演奏動画(58:41)

堂々と歩むかのような旋律が次々と展開されますが、やがてその旋律が高揚すると嵐のような激しい下降する半音階が現れた後、静寂が訪れます。

その後、再び高揚していく旋律は壮大に展開された後、徐々に減衰し訪れた静寂の中から天上の調べに聴こえるような神秘的な響きが、舞台外に配置された金管楽器によって奏でられます。(譜例⑨)

譜例⑨:演奏動画(1:06:48)

この天上のラッパを想わせる神秘的な金管楽器のファンファーレに、夜鳴き鶯を模した美しいフルートとピッコロが絡み合うと、やがて合唱とソプラノ・ソロが「復活」の賛歌を神秘的に歌い始めます。

よみがえる、そうだ、おまえはよみがえるだろう、
私の塵よ、短い憩いの後で。
おまえを呼ばれた方が
不死の命を与えてくださるだろう。

演奏動画(1:09:21)

穏やかで美しい旋律をオーケストラが奏でた後、合唱とソプラノ・ソロが再び静かに歌いだします。

おまえは種蒔かれ、ふたたび花咲く。
刈り入れの主は歩き、
我ら死せる者らの
わら束を拾い集める。

演奏動画(1:12:29)

再び美しく神秘的なオーケストラの調べが奏でられた後、今度はアルトの独唱が歌い始めます。

おお、信じるのだ、わが心よ、信じるのだ、
何ものもおまえから失われはしない!
おまえが憧れたものはおまえのものだ、
おまえが愛したもの、争ったものはおまえのものだ!

演奏動画(1:15:35)

続いてソプラノの独唱が続きます。

おお、信じよ、おまえは空しく生まれたのではない!
空しく生き、苦しんだのではない!

演奏動画(1:16:34)

合唱とアルトが厳かに歌います。

生まれ出たものは、必ず滅びる。
滅びたものは、必ずよみがえる!
震えおののくのをやめよ!
生きることに備えるがよい!

演奏動画(1:17:12)

ソプラノとアルトが二重唱で美しく歌い上げます。

おお、あらゆるものに浸み渡る苦痛よ、
私はおまえから身を離した!
おお、あらゆるものを征服する死よ、
いまやおまえは征服された!
私が勝ち取った翼で
愛への熱い欲求のうちに私は飛び去っていこう、
かつていかなる目も達したことのない光へと向かって!

演奏動画(1:18:50)

そして合唱が加わり、冒頭で紹介した壮大なクライマックスへと続いていきます。

私が勝ち取った翼で
私は飛び去っていこう!
私は生きるために死のう!
よみがえる、そうだ、おまえはよみがえるだろう、
わが心よ、ただちに!
おまえが鼓動してきたものが
神のもとへとおまえを運んでいくだろう!

演奏動画(1:19:22)

私が特に感動を覚えるのは「Aufersteh’n!(甦る!)」以下、「Was du geschlagen,zu Gott wird es dich tragen!(おまえが鼓動してきたものが、神のもとへとおまえを運んでいくだろう!)」と言う部分です。

人間の死を意味する「最後の鼓動」「神のもとへ運んでいく」ためのものとして表現している実に感動的な歌詞です。

そして「zu Gott神のもとへ)」と繰り返す悲痛な祈りにも似た魂の叫びが聴く人の心をとらえてなりません。(譜例⑩)

譜例⑩:演奏動画(1:20:37)

楽曲は打ち鳴らされる鐘やオルガンが壮麗に響く中、壮大なエンディングを迎えます。

マーラー「交響曲第2番《復活》」youtube動画

※こちらの動画は埋め込みが出来ません。下記のタイトルをクリックしていただき、リンク先のyou tubeでご覧ください。

マーラー交響曲 第2番 ハ短調「復活」
第1楽章(01:37)
第2楽章(22:26)
第3楽章(32:18)
第4楽章(43:38)
第5楽章(48:42)

クラウディオ・アバド指揮 ルツェルン祝祭管弦楽団
ソプラノ:エテーリ・グヴァザーヴァ
メゾ・ソプラノ:アンナ・ラーション
合唱:オルフェオン・ドノスティアラ

ルツェルン祝祭管弦楽団は毎年夏にスイスのルツェルンで開催される音楽祭のために編成されるオーケストラです。

2002年のシーズンを最後にベルリン・フィルを退任したアバドは翌2003年にルツェルン祝祭管弦楽団の芸術監督に就任します。

これを機にオーケストラのメンバーは一新され、アバド自身が設立したマーラー室内管弦楽団のメンバーを中心に、ベルリン・フィルで長年名演奏の数々を共にしてきた主要メンバーの他、著名な奏者たちが参加しています。

ご紹介した動画は2003年のルツェルン音楽祭での映像で、2000年に病に倒れ、一時は活動も危ぶまれたアバドと生まれ変わった新生ルツェルン祝祭管弦楽団のまさしく「復活」の演奏です。

コンサートマスターには元ベルリン・フィルのコーリャ・ブラッハー、管楽器トップにもフルートのエマニュエル・パユ、オーボエのアルブレヒト・マイヤー、ホルンのシュテファン・ドールなどアバドならではの豪華なメンバーです。

オーボエの2番奏者にはマーラー室内管弦楽団の首席奏者の吉井 瑞穂、そしてクラリネットのトップには1980年代にベルリン・フィル入団を巡りカラヤンとベルリン・フィルの対立騒動にまで発展した名クラリネット奏者、ザビーネ・マイヤーの姿も見えます。

結局入団を断念したマイヤーが40年の時を経て、ベルリン・フィルのトッププレイヤーたちと共に音楽を奏でているのは当時のニュースを見た方には感慨深いものがあるのではないでしょうか。

アバド入魂のタクトの下、豪華なオーケストラだけでなく、2人のソリストと合唱も素晴らしい演奏です。

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マーラー「交響曲第2番《復活》」名盤

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今回の名盤は、先ほどの動画でご紹介したアバド&ルツェルン祝祭管によるライブ映像です。

詳しい解説は動画の紹介で触れましたので、今回は割愛させていただきます。

まとめ

マーラー作曲の「交響曲第2番《復活》」、いかがでしたでしょうか?

マーラーの作品には「生とは何か?」「死とは何か?」と言うテーマが常に見え隠れしますが、このテーマはマーラー自身の生涯をかけた自問自答であるかのようにも思います。

今回ご紹介した「交響曲第2番《復活》」でも作品全体を貫く重要なテーマとなっていて、終楽章ではその答えがキリスト教的世界観の中で、感動的な歌詞と音楽が融合し、見事に昇華しています。

クライマックスの部分は何度聴いても感動します!

ドラマティックな部分がクローズアップされやすい本作ですが、第4楽章「原光」をはじめ作品のあちらこちらに聴かれる、光に包まれたような清浄で美しい調べもマーラーならではの魅力です。

長大な作品が多いマーラーですが、この作品も演奏時間が1時間半に及ぶ大作です。

クラシック初心者の方は気になる楽章から聴かれるのも良いかと思います。まずは冒頭のダイジェスト動画を聴いてみて下さいね!

最後までお読みいただきありがとうございます。こちらの作品もぜひ聴いてみてください!

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