ブラームス ハンガリー舞曲

楽曲解説

ハンガリー舞曲集はドイツの作曲家、ヨハネス・ブラームスが作曲した21曲からなる舞曲集です。

オーケストラによる演奏がよく知られていますが、元々はピアノ連弾のための作品です。

1850年代にハンガリー出身のヴァイオリン奏者、エドゥアルト・レメーニの伴奏者としてドイツ各地を旅したブラームスはレメーニから教えられたジプシー音楽に大きな影響を受けるようになります。

ブラームスは様々なジプシーの伝統音楽を編曲してまとめ、「ハンガリー舞曲集」第1集(第1-5番)、第2集(第6-10番)として1869年に出版しました。

これが大好評を博し1880年に第3集(第11-16番)、第4集(第17-21番)が刊行されました。

レメーニはこのことを知るとこの作品が盗作であるとブラームスを相手に訴訟を起こしますが、ブラームスが「作曲」ではなく「編曲」としていたことが幸いし勝訴しました。

先ほど述べた通り元々はピアノ連弾のために書かれた作品ですが、第1集と第2集に関してはブラームス自身がピアノ独奏版に編曲しています。

とりわけ有名な第5番はオーケストラでの演奏がよく知られていますが、これは他の作曲家によって編曲されたものです。

全21曲のうちブラームス自身がオーケストラ用に編曲しているのは第1番、第3番、第10番のみで他の18曲は他の作曲家により編曲されたものです。

今回は特に有名な第1番と第5番の演奏動画をご紹介したいと思います。

全曲版を聴いてみよう!

最初にご紹介するのは「ハンガリー舞曲 第1番」のピアノ連弾版です。

演奏するのはカティア・ブニアティシヴィリ、ユジャ・ワンと言う人気ピアニストのお二人です。

ブラームス ハンガリー舞曲 第1番(ピアノ連弾版)

ピアノ:カティア・ブニアティシヴィリ、ユジャ・ワン

カティア・ブニアティシヴィリさんはジョージア(グルジア)出身、ユジャ・ワンさんは中国、北京出身で二人とも1987年生まれのピアニストです。
ソリストとして世界の著名なオーケストラとも共演の機会が多く、これから益々の活躍が期待される奏者です。

ブニアティシヴィリさんの演奏はこちらの記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。おススメです!

次は同じ第1番を管弦楽版で聴いてみましょう!こちらはブラームス自身の編曲です。

ブラームス ハンガリー舞曲 第1番(管弦楽版)

グスターボ・ドゥダメル指揮 エーテボリ交響楽団

グスターボ・ドゥダメルさんは1981年生まれ、ベネズエラ出身の指揮者です。

2004年、グスタフ・マーラー国際指揮者コンクールで優勝、現在はロサンゼルスフィル、ベネズエラ・シモン・ボリバル響の音楽監督を務める傍ら、世界のメジャーオーケストラから引っ張りだこの人気指揮者です。

最後にご紹介するのは最も有名な第5番です。

ブラームス ハンガリー舞曲 第5番(管弦楽版)

グスターボ・ドゥダメル指揮 ベネズエラ・シモン・ボリバル交響楽団

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