ベートーヴェン|ピアノ協奏曲第5番「皇帝」解説とおすすめの名盤

まずはダイジェストで聴いてみよう!

穏やかに語りかけるようなピアノの調べは穏やかで温かく、美しく、そして気品さえ漂っています。

まずは第2楽章をダイジェストで聴いてみましょう!

サイモン・ラトル指揮:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ピアノ:内田光子

内田光子さんは世界を舞台に活躍する、日本を代表するピアニストです。このラトル&ベルリン・フィルとのコンビでベートーヴェンピアノ協奏曲全集も録音しています。

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作曲の背景

ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73はドイツの作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827) が1809年に作曲したピアノ協奏曲です。

『皇帝』の通称で広く親しまれていますが、これは同時代の作曲家兼ピアニストで、楽譜出版などの事業も手がけていたヨハン・バプティスト・クラーマー(1771-1858)が、この楽曲から抱いた印象を元に名付けたものと言われ、ベートーヴェン自身が名付けたものではありません。

ヨハン・バプティスト・クラーマー
ヨハン・バプティスト・クラーマー

1808年12月22日、ベートーヴェンはウィーンのアン・デア・ウィーン劇場で、新作の初演を兼ねた4時間に及ぶ長大な演奏会を開いています。

この演奏会では交響曲第5番「運命」交響曲第6番「田園」、ピアノ協奏曲第4番、合唱幻想曲などの大作が初演されましたが、暖房もない劇場で、少数の観客が寒さに耐えながら、リハーサル不足の演奏を長時間聴くと言う惨憺たる内容の演奏会であったようです。

アン・デア・ウィーン劇場
アン・デア・ウィーン劇場(1815年頃)

この演奏会が行われた1808年12月末、新しいピアノ協奏曲のスケッチに取り掛かったベートーヴェンは、翌1809年の夏頃にはあらかたの作曲を終えているようです。

1809年4月9日、皇帝の地位に就いて以来、ヨーロッパ全土を征服する勢いで勢力を拡大していたフランスのナポレオンが、スペインで苦戦しているのを見たオーストリアは、イギリスと手を組んで再び立ち上がります。

かつてナポレオンに奪われた領土を奪還するべく、バイエルンへ侵攻しますが、逆にナポレオンによって攻め込まれ、ベートーヴェンが居を構えていたウィーンは占領されます。

ヴァグラムの戦いでのナポレオン
1809年ヴァグラムの戦いでのナポレオン(オラース・ヴェルネ画)

その後、フランスとオーストリアの間で休戦協定が結ばれますが、オーストリア皇帝を初め、ベートーヴェンを支援してきたルドルフ大公たち貴族もこぞって疎開、ウィーンで音楽活動を行うことは困難な状況に陥ります。

ベートーヴェンは弟カール宅の地下室に避難しながら、激しい戦火の中で作曲を続けていたと伝えられています。

それから1年を経た1810年11月にようやくロンドンのクレメンティ社から出版、翌1811年3月にはドイツのブライトコプフ・ウント・ヘルテル社からも出版されることになります。

初演は1811年1月13日に、ロプコヴィツ侯爵宮殿で行われた演奏会でルドルフ大公の独奏で非公開で行われ、作品はベートーヴェンの弟子でパトロンでもあった、このルドルフ大公に献呈されています。

ルドルフ大公
ルドルフ大公(ルドルフ・ヨハネス・フォン・エスターライヒ)

公開初演は11月28日、ライプツィヒのゲヴァントハウスで行われた演奏会で、フリードリヒ・シュナイダーの独奏により行われています。

ベートーヴェンは持病の難聴の悪化に伴い、前作のピアノ協奏曲第4番までは初演時のピアノ独奏を自身で努めていたのを、この作品では初めて弟子たちに委ねています。

現在では古今のピアノ協奏曲の中でも名曲として知られ、演奏機会も多いこのピアノ協奏曲第5番「皇帝」ですが、初演の評判は芳しくなかったようで、ベートーヴェンの存命中はあまり演奏の機会はなかったようです。

その後、ベートーヴェンがピアノ協奏曲を完成させることはなく、ベートーヴェンが完成させた最後のピアノ協奏曲となりました。

ベートーヴェン
ベートーヴェン(ヨーゼフ・カール・シュティーラー画:1820年)

ベートーヴェン|ピアノ協奏曲第5番「皇帝」解説

第1楽章:Allegro

冒頭、オーケストラが力強い和音を響かせると、独奏ピアノが華やかで輝かしい楽句を奏でます。この冒頭箇所はバラエティ番組のBGMなどでもよく使われるため、クラシックファンならずとも聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。(譜例①)

ベートーヴェン皇帝001
譜例①:演奏動画(00:06)

従来の協奏曲では、各楽章の終わり近くに配置していたカデンツァ風の独奏を曲の冒頭に配置すると言う、当時としてはかなり斬新な手法は聴く人の心を一瞬で虜にします。

カデンツァとはオーケストラ伴奏を伴わずに自由に即興的に演奏する箇所のことですが、ベートーヴェン以前の、例えばモーツァルトや、さらに遡ってバロックの時代には演奏者の即興的、創作的なもので、ある程度自由に任されることが一般的でしたが、この作品ではベートーヴェン自身によって綿密に書き上げられています。

これは難聴の悪化によって、もはや独奏を自ら努めることが困難になっていたベートーヴェンが、それまで自身が即興的に演奏していたカデンツァを、第三者が演奏することを想定して書いたものとも考えられます。

華やかなカデンツァ風の独奏が終わるとオーケストラが生き生きとした第1主題を軽やかに奏でます。(譜例②)

ベートーヴェン皇帝第1楽章第1主題
譜例②:演奏動画(01:21)

第2主題は弦楽器がまず短調で示した後、それをなぞるようにホルンが穏やかに長調で奏でます。(譜例③)

ベートーヴェン皇帝第1楽章第2主題
譜例③:演奏動画(02:19)

オーケストラによる主題の提示に続き、音階を駆け上がってきた独奏ピアノが主題を提示します。(譜例④)

ベートーヴェン皇帝第1楽章
譜例④:演奏動画(04:31)

独奏ピアノによる主題の提示が終わり、第1主題を力強くトゥッティ(総奏)で締めくくると、展開部となり、オーケストラと独奏ピアノが時に力強く、時に繊細に音楽を展開していきます。

曲が冒頭のカデンツァ風の序奏部分に戻ると再現部です。(譜例⑤)

ベートーヴェン皇帝第1楽章
譜例⑤:演奏動画(12:46)

力強いオーケストラと華やかで美しい独奏ピアノが絡み合いながら主題が再現され、堂々と第1楽章を終えます。

「皇帝」の副題はベートーヴェンの意図したところではないにしても、まさしくそのタイトルにふさわしい気高く、堂々とした楽章です。

第2楽章:Adagio un poco mosso

華やかで堂々とした第1楽章とは対照的に、静かで穏やかな時間が流れます。

冒頭、弦楽器によって優しく美しく、そして非常に穏やかな旋律が奏でられます。(譜例⑥)

ベートーヴェン皇帝第2楽章
譜例⑥:演奏動画(20:50)

優しい音に包まれるような感覚の中、独奏ピアノが夢見るようなフレーズを奏でます。(譜例⑦)

ベートーヴェン皇帝第2楽章
譜例⑦:演奏動画(22:31)

中間部では独奏ピアノが頂点を形作った後、ゆっくり減衰し、今度は天へ向かってゆっくりと昇って行くかのような、トリルで演奏される長い上昇音型を描いた後、冒頭のテーマを奏でます。(譜例⑧)

ベートーヴェン皇帝第2楽章
譜例⑧:演奏動画(24:39)

この冒頭主題は独奏ピアノとオーケストラが絡み合いながら、美しく変奏され、最後ははらはらと落ちる秋の木の葉のようにゆっくりと減衰しながら静かに終曲します。

力強く気高い第1楽章、華やかで煌びやかな第3楽章にはさまれた第2楽章は、戦火の最中にいたベートーヴェンが求める平穏の祈りのように静寂に包まれた楽章です。

第3楽章:Rondo Allegro

第2楽章から切れ目なく演奏される第3楽章は、ピアノによる生き生きとしたロンド主題から始まります。(譜例⑨)

ベートーヴェン皇帝第3楽章
譜例⑨:演奏動画(29:22)

繰り返される主題の間を縫うように、独奏ピアノが自由闊達に、時には力強く、時には優美に五線譜の間を駆け巡ります。(譜例⑩)

ベートーヴェン皇帝第3楽章
譜例⑩:演奏動画:(33:14)

楽曲は生き生きとした付点のリズムを伴い、交響曲第7番を彷彿とさせます。最後は一瞬の静寂を取り戻した後、華やかにフィナーレを迎えます。

ベートーヴェン|ピアノ協奏曲第5番「皇帝」YouTube動画

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
第1楽章:Allegro(00:06)
第2楽章:Adagio un poco mosso(20:50)
第3楽章:Rondo Allegro (29:22)

ジャナンドレア・ノセダ指揮:ロンドン交響楽団
ピアノ:ベアトリーチェ・ラナ

ベアトリーチェ・ラナは1993年生まれ、イタリア出身のピアニストです。

2011年にモントリオール国際音楽コンクールで優勝、2013年にはヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで銀賞(第2位)および聴衆賞を受賞し注目を集めます。

世界の主要なオーケストラや指揮者との共演も多い、今後の活躍が楽しみなピアニストです。

piccoloのツボ!ここを聴いて!

このコーナーでは今回ご紹介した作品の中から「是非ここを聴いて欲しい!」と言う管理人piccoloの独断と偏見によるツボをご紹介しています。

「全曲聴くのは長すぎて・・・」と感じられるクラシック初心者の方はぜひここだけでも聴いてみて下さい。

今回のpiccoloのツボは第1楽章の最後、コーダの部分です。同時代の協奏曲では、ここで奏者が自由に演奏するカデンツァを挿み、終曲することが一般的ですが、ベートーヴェンは最後のピアノ独奏部分に「Non si fa una Cadenza, ma s’attacca subito il seguente」、つまり「カデンツァを弾かないように。すぐに続きに進みなさい。」と言う意味の書き込みをしています。(譜例⑪)

ベートーヴェン皇帝第1楽章カデンツァ
譜例⑪

カデンツァを省略したと言うよりは、ベートーヴェン自身が綿密に書いたカデンツァを演奏するように指示したと言うニュアンスで、既に聴力を失いかけていたベートーヴェンの頭の中に完成されていたこの作品に、他の何ものの介在も許さないベートーヴェンの確固たる信念が私には感じられます。

華麗で力強い導入に続く第2主題の変奏部分では息を呑むような美しさと、繊細な音楽が奏でられ、独奏ピアノが奏でる音の一粒一粒が星の欠片のように感じられます。(譜例⑫)

ベートーヴェン皇帝第1楽章カデンツァ
譜例⑫

第1楽章のエッセンスを凝縮したようなこのコーダの部分、演奏時間にして4分程です。クラシック初心者の方はここだけでもぜひ聴いてみて下さい。

※こちらの動画は譜例の少し前から再生するように設定しています。

三浦文彰指揮:ARKシンフォニエッタ
ピアノ:辻井伸行

ベートーヴェン|ピアノ協奏曲第5番「皇帝」おすすめの名盤

管理人おすすめの名盤はこちら!

クリスティアン・ツィマーマン:バーンスタイン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

【収録曲】
ベートーヴェン
ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58
ピアノ協奏曲 第5番変ホ長調 作品73《皇帝》

レナード・バーンスタイン指揮:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ピアノ:クリスティアン・ツィマーマン

【録音】1989年(ライブ収録)

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最晩年のバーンスタインとまだ30代前半のツィマーマンという対照的なコンビの録音ですが、バーンスタインらしい颯爽としたテンポ設定と、若々しく艶やかで伸びのある音が印象的なツィマーマンのピアノの相性が抜群の一枚です。

特に弱音の部分は息を呑むように美しく、第1楽章のピアノ独奏部分で急に弱奏になる箇所や、第2楽章の美しく繊細なピアノはまさに鳥肌ものです。

第1楽章とは対照的なゆったりとしたテンポで歌うバーンスタイン&ウィーン・フィルのサポートも秀逸です。

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」より第2楽章
クリスティアン・ツィマーマン:バーンスタイン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

ミケランジェリ:カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 ウィーン交響楽団

【収録曲】
ベートーヴェン
ピアノ協奏曲 第5番変ホ長調 作品73《皇帝》

カルロ・マリア・ジュリーニ指揮:ウィーン交響楽団
ピアノ:アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ

【録音】1979年(ライブ収録)

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ジュリーニとミケランジェリというイタリアの巨匠二人によるライブ収録で、「皇帝」の名盤として呼び声の高い王道の一枚です。

極端な完璧主義者で、キャンセル魔、限られたレパートリーで録音も少なく、数々の伝説を残しているミケランジェリは来日公演の度にキャンセル騒動を引き起こしています。

そんなミケランジェリが好んだプログラムの一つがこのベートーヴェンです。

この時59歳のミケランジェリは、音の一つ一つがクッキリと浮かび上がる明瞭かつ力強い演奏で聴く人を魅了しています。

ミケランジェリらしい独特のテンポ感と揺れがクセになるおすすめのアルバムです。

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」より第1楽章
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ:カルロ・マリア・ジュリーニ指揮 ウィーン交響楽団

内田光子:クルト・ザンデルリング指揮 バイエルン放送交響楽団

【収録曲】
ベートーヴェン
ピアノ協奏曲 第5番変ホ長調 作品73《皇帝》

創作主題による32の変奏曲ハ短調 WoO80

ザンデルリング指揮:バイエルン放送交響楽団
ピアノ:内田光子

【録音】1998年

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こちらは日本を代表するピアニストで、世界を舞台に活躍する内田光子さんの録音、美しくしなやかなピアノが印象的です。

「皇帝」という副題からは堂々とした風格ある音楽をイメージしますが、実際の作品の中には至るところに流麗で、美しく、そして穏やかな部分も散りばめてあります。

内田光子さんのピアノはとても柔らかくしなやかで、特に弱奏部分の美しさには心を奪われます。

ザンデルリング&バイエルン放送響のやや武骨とも感じる響きとのコントラストが、私には面白い組み合わせのように感じました。

内田光子さんのやや抒情的とも感じるピアノは、「皇帝」というタイトルから得られる固定観念が強い方には違和感を覚えるかも知れませんが、個人的にはとても魅力のある演奏のように感じました。

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」より第1楽章
内田光子:クルト・ザンデルリング指揮 バイエルン放送交響楽団

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ベートーヴェン|ピアノ協奏曲第5番「皇帝」

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おすすめの名盤でご紹介した録音以外では、ポリーニはアバド&ベルリン・フィル、カール・ベーム&ウィーン・フィルでお楽しみいただけます。

アシュケナージもぜひ聴いてみて欲しいですが、ショルティ&シカゴ響盤よりはメータ&ウィーン・フィル盤がおすすめです。

おすすめの名盤でご紹介した内田光子はラトル&ベルリン・フィルともベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を録音しています。この全集はCDを購入すれば1万円前後するので、少し敷居が高いですが、「Amazon Music Umlimited」なら聴き放題なので気軽に楽しめます。

「皇帝」でベートーヴェンのピアノ協奏曲の魅力にハマった方は、全5曲を聴き比べてみるのも楽しいと思います。

バレンボイムはシュターツカペレ・ベルリンを弾き振りで全集録音していますが、そのバレンボイムは32歳の時に若き指揮者として、当時88歳の巨匠、アルトゥール・ルービンシュタインをソリストに迎え、この「皇帝」を録音しています。

他にもヴァン・クライバーン、グレン・グールド、ホロヴィッツといった20世紀の巨匠たちの録音はどれも古く、CDを購入するには少し抵抗がありますが、「Amazon Music Umlimited」なら聴き放題なので、手軽に楽しめます。

近年の標準化された演奏とは違う、個性溢れる演奏はまた聴いていても楽しいものです。

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まとめ

ピアノ協奏曲 第5番『皇帝』はベートーヴェンが完成させた最後の交響曲です。

この曲を書いた頃にベートーヴェンが暮らしていた、オーストリアの皇帝フランツは、ナポレオン率いるフランス軍に攻め込まれ、屈服しています。

『皇帝』という副題から想起される堂々とした雰囲気と、ベートーヴェンが生きた当時の時代背景はマッチせず、これらのことからも『皇帝』というタイトルが特定の人物と結びつくものではないことがうかがえます。

もちろん、民衆が望む威風堂々とした『皇帝』をイメージして、出版の際に名付けたものかも知れませんが、音楽を楽しむうえでは、固定観念にとらわれず楽しめば良いと思います。

むしろタイトルより、持病の難聴が悪化し、自身が独奏を務めることが困難になったベートーヴェンが、綿密にカデンツァに相当する部分まで仕上げたところに興味深いものを感じます。

冒頭の部分しか聴いたことがないと言うクラシック初心者の方はまずは第1楽章だけでも聴いてみて下さい。

心がざわつく方、眠れない夜を過ごす方は、第2楽章だけ聴いてみるのもおすすめです!

楽しみ方はあなた次第、あまり難しく考えずに気軽にクラシック音楽を楽しんでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。こちらの作品もぜひ聴いてみてください!

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