ベルリオーズ 序曲「ローマの謝肉祭」

楽曲解説

序曲「ローマの謝肉祭」はフランスの作曲家、エクトル・ベルリオーズが1843年に作曲した演奏会用序曲。

「幻想交響曲」で大成功を収めたベルリオーズが1838年に書いたオペラ「ベンヴェヌート・チェッリーニ」は興行的に失敗に終わりました。

ベルリオーズはイタリア・ルネサンスの彫刻家チェッリーニの恋と波乱の人生を描いたこのオペラから2つの主題をピックアップし、演奏会用の序曲に仕立て上げることにしました。

それがこの序曲「ローマの謝肉祭」です。

華やかな短い序奏が終わるとすぐにイングリッシュ・ホルン(コーラングレ)が哀愁を帯びた旋律を奏でます。

これは元となったオペラの彫刻家チェッリーニと恋人テレーザの二重唱「テレーザ、命よりも君を愛す」から採られています。

この旋律はさらにヴィオラから弦楽器に受け継がれ発展していきます。

後半部分は「ローマの謝肉祭」の主題に基づいて書かれ、イタリアの陽気な舞曲サルタレロの活き活きとしたリズムに乗ってまさにお祭り気分の明るく華やかな展開をみせ熱狂の内に終結します。

10分ほどの短い曲なので、クラシック初心者の方も気軽に楽しめる1曲です。

ベルリオーズの代表作「幻想交響曲」も聴いてみませんか?
「幻想交響曲」の詳細記事はこちら

それでは聴いてみましょう!

チョン・ミュンフン指揮 フランス放送フィルハーモニー管弦楽団

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