グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲

2020年3月8日

楽曲解説

今回ご紹介するのはロシアの作曲家、ミハイル・グリンカが1842年に書き上げた、歌劇「ルスランとリュドミラ」の序曲です。

ロシアの詩人アレクサンドル・プーシキンの詩を元にした歌劇のあらすじは次のような感じです。

キエフ大公国の大公の娘リュドミラと騎士ルスランの婚礼の宴の最中、魔法使いチェルノモールが現われ、リュドミラをさらっていきます。

大公は、ルスランとその場にいた2人の求婚者たちに、娘を無事に取り戻した者に娘を与えると宣言します。

それを聞いたルスランたち若者3人はリュドミラを助ける旅に出発します。

魔物との戦い、魔女の誘惑、恋敵たちの妨害などを切りぬけたルスランは無事にリュドミラを連れ帰り、2人はめでたく結ばれます。

全5幕からなるこの冒険譚の開幕を飾るこの序曲は単独でコンサートピースとして取り上げられる機会も多く、日本でもN響アワーのオープニング曲として使われていたのでご存知の方も多いかも知れません。

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曲は弦楽器が目まぐるしく動き回る導入に続き、第5幕のフィナーレから採られた溌剌とした第1主題が颯爽と躍動します。

ヴィオラとチェロが奏でる流麗な第2主題は第1主題とは対照的で、第2幕「ルスランのアリア」から採られています。

5分ほどの短い序曲はまさに疾風怒濤と言った感じで、一陣の風のように全速力で駆け抜けていきます。

全曲版を聴いてみよう!

グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲

アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮 hr交響楽団フランクフルト放送交響楽団

野外コンサートでのリラックスした雰囲気も素敵です。