ドヴォルザーク 交響曲第8番

まずはダイジェストで!

オーケストラがエネルギッシュで溌溂とした旋律を奏でるとフルートが五線譜の上を縦横無尽に駆け巡ります。

鮮やかにフルートのソロを演奏しているのはエマニュエル・パユ氏。2番フルートにはカラヤン・アカデミーで学ばれた庄田奏美さんの姿も見えます。

まずは第4楽章をダイジェストで聴いてみましょう!

クラウディオ・アバド指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

楽曲解説

交響曲第8番はチェコの作曲家、アントニン・ドヴォルザークが1889年に作曲した交響曲です。

作品のタイトルに「イギリス」と付いている場合もありますが、これはドヴォルザークがそれまで出版契約を結んでいたドイツのジムロック社との契約を破棄し、イギリスのノヴェロ社から本作品を出版したことに由来していますが、作品の中身とは何ら関係がないようです。

作曲はドヴォルザークが避暑地として気に入っていたボヘミアのヴィソカーに建てた別荘で行われており、ボヘミアの美しい自然に触発された側面の方が大きく、イギリス的と言うよりはむしろボヘミア的と言っても良い作品です。

第1楽章
冒頭から郷愁を感じさせるような豊かな旋律が魅力的です。オーケストラは活き活きとした付点のリズムを伴いながら旋律を展開していきます。

フルートの奏でる旋律は美しいボヘミアの自然の中で奏でる小鳥のさえずりのようです。

第2楽章(10:35)
静かで美しい旋律に包まれた楽章ですが、ここでもフルートによる小鳥のさえずりのような楽句が聴こえてきます。

中間部ではよりドラマティックな性格を帯びますが、後に続く穏やかで美しい旋律とのコントラストが見事です。

第3楽章(22:10)
ボヘミア的な哀愁を漂わせる舞曲風の旋律が魅力的です。こういった楽章ではドヴォルザーク特有の民族的な響きが楽しめて個人的には大好きな楽章です。

第4楽章(28:00)
華やかなトランペットのファンファーレに続き、チェロが静かに主題を奏で始めます。

その後テンポを速めた後、冒頭のダイジェスト動画でもご紹介した華やかなフルートのソロが現れます。
曲は壮大に高揚した後、再び冒頭の主題が演奏され静けさを取り戻します。

最後は急速にテンポを速め、華やかに終結します。

全曲版を聴いてみよう!

マンフレート・ホーネック指揮 hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)

いかがでしたでしょうか?
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