ブラームス 交響曲第2番

まずはダイジェストで!

弦楽器による静かな導入に続き、急に生気がみなぎるかのような生き生きとした旋律をオーケストラが奏します。

まずは第4楽章をダイジェストで聴いてみましょう!

サイモン・ラトル指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

作曲の背景

交響曲第2番はドイツの作曲家、ヨハネス・ブラームスが1877年に作曲した交響曲です。

20年以上の長きにわたる推敲の末1876年にようやく交響曲第1番を書き上げたブラームスは、その翌年に今度はわずか4ヶ月余りの期間でこの作品を作曲しています。

重厚で荘重な雰囲気の交響曲第1番に対し、穏やかで牧歌的な雰囲気を持つこの作品は第1番がベートーヴェンの交響曲第5番に重ね合わされることから、同じく第6番「田園」をイメージさせブラームスの田園交響曲と例えられたりすることもあります。

穏やかで温かく明るい曲想はこの曲を作曲したオーストリアのヴェルダー湖畔にあるベルチャッハの美しい自然が関係しているとも言われていますが、苦心の末に完成させた第1番の重圧から解放された心理的な要因もあるように個人的には感じます。

楽曲解説

第1楽章(00:28)
冒頭の低弦楽器によって演奏される3つの音は曲全体を支配する重要な音です。
ホルンが奏する穏やかで牧歌的な主題が印象的です。この主題は途中金管楽器によって緊張感を持って展開される部分もありますが、全体的には穏やかで幸せな雰囲気に包まれた楽章です。

第2楽章(16:15)
穏やかで優美な旋律の中にもふと感傷的な雰囲気も感じられる楽章です。
ホルンのゆったりとしたソロや弦楽器の美しい旋律が印象的です。

第3楽章(25:48)
弦楽器のピチカートに乗ってオーボエがゆったりと踊るような旋律を奏します。
弦楽器群と木管楽器が加わるとさらに生き生きとした雰囲気に展開していきます。

第4楽章(31:26)
弦楽器が静かに主題を歌い出し始まりますが、徐々に生気がみなぎるように華やかに高揚していきます。
弦楽器の旋律に木管楽器が重なる場面は流麗で響きが大変美しく印象的です。
最後は華やかなフィナーレを迎えます。

全曲版を聴いてみよう!

クルト・マズア指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

お役に立ちましたらクリックをお願いします。

にほんブログ村 クラシックブログへ
にほんブログ村


音楽(クラシック)ランキング