モーツァルト 交響曲第40番

まずは冒頭部分をダイジェストで!

憂いを帯びた弦楽器の旋律はとても有名でクラシック音楽に親しみがない方も一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

まずは第1楽章の冒頭部分をダイジェストで聴いてみましょう!

トレヴァー・ピノック指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

作曲の背景

モーツァルトは生涯に41曲の交響曲を作曲していますが、そのうち短調で書かれた作品は2曲しかなく、1つは映画アマデウスで使われたことでも有名な第25番、そしてもう1つがモーツァルトの三大交響曲として名高いこの第40番です。

作曲されたのは1788年のことで、三大交響曲と呼ばれる残りの第39番と第41番と合わせた3曲をこの年の夏のわずか3か月もの短い間で作曲しています。

遺されたモーツァルトの書簡には、この時期モーツァルトが知人たちにしきりに借財を申し込んだ形跡があり、かなり経済的に困窮していたことが伺えます。

モーツァルトがこれほどの大作を相次いで書き上げたのはこれらの経済的事情と無関係のことではないように思われます。

モーツァルトはこの時32歳、亡くなる3年前の作品です。

楽曲解説

第1楽章(0:27)
ダイジェスト動画でもご紹介した哀愁を帯びた弦楽器の旋律、冒頭の第1主題は時には形を変え何度も現れます。

少し明るい表情をみせる第2主題との対比が印象的です。

第2楽章(7:38)
弦楽器が淡々と刻むリズムに乗って穏やかな旋律が展開されます。

第1楽章でみせた憂いはほんの少し垣間見える程度で全体的には穏やかな雰囲気が支配しています。

第3楽章(15:10)
曲調は再び少し厳しい雰囲気に戻りますが、中間部は優しく柔らかいイメージの楽章です。

第4楽章(19:28)
激しさを増したフィナーレは音階を駆け巡るような旋律が印象的です。
同じ音型が緊迫感を増しながら何度も繰り返され終曲を迎えます。

全曲版を聴いてみよう!

ジュリアン・サレムクール指揮 シュターツカペレ・ベルリン

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