ヴィヴァルディ 「調和の霊感」第10番 4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲

2020年1月25日

楽曲解説

「調和の霊感」はアントニオ・ヴィヴァルディの最初の出版物として1711年に刊行された12曲からなる協奏曲集です。

ヴァイオリン独奏の他にヴァイオリン2台、4台を独奏楽器としたものがそれぞれ4曲ずつで構成されています。

司祭の職にあるかたわら、ヴェネツィアのピエタ音楽院で教鞭をとっていたヴィヴァルディが、この学校の女子合奏団のために作曲したものと考えられています。

今回ご紹介する第10番は4つのヴァイオリンとチェロのために書かれた作品で、後にヨハン・セバスティアン・バッハが4台のチェンバロのために編曲しています。

第1楽章
独奏楽器群(コンチェルティーノ)と合奏群(リピエーノ)の対比が印象的な楽章です。
ヴァイオリンのソロが絡み合い紡ぎ出される様子が見事です。

第2楽章(3:50)
憂いを帯びたヴァイオリンの旋律が付点のリズムに乗って演奏されます。
中間部でテンポを上げた後、再び哀しみを湛えたように終結します。

第3楽章(6:14)
速いテンポで舞曲風のメロディが展開されていきます。次々と受け渡されていく独奏ヴァイオリンのソロが印象的です。

全曲版を聴いてみよう!

ニコラス・クラウゼ指揮 新ヨーロッパ室内管弦楽団

バッハ版も聴いてみよう!

J.S.バッハによって編曲された版と聴き比べてみるのも面白いかもしれませんね。

J.S.バッハ 4台のチェンバロのための協奏曲 BWV1065

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