ブルッフ「ヴァイオリン協奏曲第1番」【解説とyoutube動画】
目次
まずはダイジェストで聴いてみよう!
徐々にテンポアップするオーケストラに続き、独奏ヴァイオリンが奏でる軽快なメロディはエネルギッシュさにあふれながら高揚していきクライマックスを迎えます。
まずは第3楽章をダイジェストで聴いてみましょう!
サイモン・ラトル指揮:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン:ヴァディム・レーピン
ブルッフ「ヴァイオリン協奏曲第1番」解説
今回ご紹介する曲はドイツの作曲家、マックス・ブルッフが1866年に作曲したヴァイオリン協奏曲。
初演後もその出来に満足することなく、それから2年に渡ってさらに改訂が加えられました。
3曲のヴァイオリン協奏曲の他にも管弦楽曲など多くの作品を残しているブルッフですが、その中で最も有名と言って良い作品でコンサートプログラムに取り上げられる機会も多い作品です。
第1楽章
オーケストラの短い序奏に続く独奏ヴァイオリンのメロディに曲の冒頭からこの作品の持つ抒情性に引き込まれます。
ヴァイオリンのソロはとてもドラマティックで深い哀愁を帯びて印象的です。バックのオーケストラもドラマティックに高揚していきます。
第2楽章(9:10)
第1楽章からは切れ目なく演奏されます。ドラマティックな第1楽章とは少し趣きが異なり、静かで内省的な雰囲気です。
穏やかで優しいヴァイオリンの音色はとても美しく時に甘美でさえあり、心に染み入ります。
終盤はオーケストラの壮大さも加わり、ヴァイオリンの美しさがさらに際立ちます。
第3楽章(17:30)
冒頭のダイジェストで紹介したエネルギッシュなフィナーレです。
とてもダイナミックで印象深い曲なのでぜひ聴いてみてください!
ブルッフ「ヴァイオリン協奏曲第1番」youtube動画
ブルッフ「ヴァイオリン協奏曲第1番」
アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮:hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)
ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン
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最後までお読みいただきありがとうございます。こちらの作品もぜひ聴いてみてください!
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