リヒャルト・シュトラウス ホルン協奏曲第1番

作曲の背景

ドイツの作曲家、リヒャルト・シュトラウスは生涯に2曲のホルン協奏曲を書いていますが、今回ご紹介するのは1883年、まだ18歳の時に書き上げたホルン協奏曲第1番です。

リヒャルト・シュトラウスの父、フランツ・シュトラウスはバイエルン国立歌劇場の首席を務めるホルンの名手でした。

その影響もあってかリヒャルト・シュトラウスの作品にはホルンの為の2曲の協奏曲以外の作品にもホルンが活躍する曲が多くあります。

この第1番の協奏曲は元々、父フランツのために書かれた曲ですが、既にこの時父フランツは60歳を超えていたため初演は他の奏者に委ねられることになりました。

ちなみにもう1つの第2番が作曲されたのはそれからなんと60年後の1942年のことでした。

楽曲解説

第1楽章(0:40)
オーケストラの荘厳な和音の響きに続きに独奏ホルンがファンファーレ風の華やかな旋律を奏します。

独奏ホルンが奏でる主題は瑞々しい若さに溢れるようで、実に晴れやかで朗々としています。

第2楽章(6:14)
第1楽章から切れ目なく演奏される第2楽章の旋律はどこか寂しく悲し気な雰囲気を湛えています。

穏やかでのびやかな音色で朗々と歌い上げる独奏ホルンのメロディが印象的です。

第3楽章(12:46)
再び快活さを取り戻した終楽章は独奏ホルンが颯爽と駆け巡ります。

全体的に明朗で爽快な雰囲気に満ちた若きシュトラウスの作品です。

それでは聴いてみましょう!

ミヒャエル・ ヘルムラート指揮 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ホルン:マリー=ルイーズ・ノイネッカー

お役に立ちましたらクリックをお願いします。

にほんブログ村 クラシックブログへ
にほんブログ村


音楽(クラシック)ランキング