バーバー 弦楽のためのアダージョ

2020年2月15日

まずはダイジェストで聴いてみよう!

深い悲しみを湛えたかのような弦楽器の旋律が静かに高揚していきます。

その静かなうねりが頂点に達する部分はまさに慟哭と言う言葉が相応しいような気がします。

まずはクライマックスの部分をダイジェストで聴いてみましょう。

グスターボ・ドゥダメル指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

楽曲解説

弦楽のためのアダージョはアメリカの作曲家、サミュエル・バーバー(1910-1981)が作曲した弦楽合奏曲です。

元は1936年に作曲された弦楽四重奏の第2楽章を翌1937年に弦楽合奏用に編曲した作品です。

アダージョは楽章に付けられた速度記号で「ゆるやかに」と言った意味です。

葬送や追悼のシーンで演奏される機会が多い本作ですが、作曲者自身にそのような意図はないようで、特にジョン・F・ケネディの葬儀で使用されたことから、そうしたシチュエーションで演奏される機会が増えたようです。

しかしながら、その曲想はいかにもそうしたシチュエーションを連想させるもので、先入観抜きにしてもどっぷり悲しみに浸れる曲となっています。

後に作曲者自身によって「アニュス・デイ(神の子羊)」と言う合唱曲に編曲されていて、こちらも雰囲気たっぷりなので是非聴いていただけたらと思います。

全曲版を聴いてみよう!

バーバー 弦楽のためのアダージョ

グスターボ・ドゥダメル指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

グスターボ・ドゥダメルさんは1981年生まれ、ベネズエラ出身の指揮者です。

2004年、グスタフ・マーラー国際指揮者コンクールで優勝、現在はロサンゼルスフィル、ベネズエラ・シモン・ボリバル響の音楽監督を務める傍ら、世界のメジャーオーケストラから引っ張りだこの人気指揮者です。

合唱版を聴いてみよう!

バーバー アニュス・デイ

Wiecher Mandemaker指揮 Rotterdam Symphony Chorus

いかがでしたか?こちらの作品もぜひ聴いてみてください!

お役に立ちましたらクリックをお願いします。

にほんブログ村 クラシックブログへ
にほんブログ村


音楽(クラシック)ランキング