クライスラー「美しきロスマリン」【解説とyoutube動画】
目次
「美しきロスマリン」の解説
美しきロスマリン(独:Schön Rosmarin)はオーストリア出身の作曲家でヴァイオリニストのフリッツ・クライスラー(1875-1962)が作曲したヴァイオリンとピアノのための作品です。
7歳で特例でウィーン音楽院に入学し。10歳にして首席で卒業、その後パリ国立高等音楽院に留学し、12歳にして首席で卒業と言う神童ぶりを発揮したクライスラーはその翌年の1888年からヴァイオリニストとしてのキャリアをスタートさせ、20世紀前半を代表するヴァイオリニストとして名を馳せています。
この作品は愛の喜び、愛の悲しみと3曲セットで取り上げられることも多い作品で、タイトルのロスマリン(ドイツ語)は英語で言うローズマリーです。
ハーブとしても用いられる植物の名前ですが古代ヨーロッパでは神秘的な力を持つと言われ、「貞操」「変わらぬ愛」の象徴とされていることから女性の名前としても使われることが多いようです。
タイトルのニュアンスとしては美しい女性の象徴として捉えた方が良さそうですね。
親しみやすく短い作品ですので気軽にお楽しみください。
「美しきロスマリン」のyoutube動画
クライスラー 美しきロスマリン
ヴァイオリン:Rusanda Panfili
ピアノ:Donka Angatscheva
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