【大人から始める】楽器を習いたい方へ伝える5つのこと!

2021年4月24日

年齢を重ねると共に仕事や生活にゆとりが出来て、若い頃に憧れていたあの楽器を習ってみたい!

そう思われる方も多いようです。

でも、いざとなると

・楽器を習いたいけど、こんな年齢からでも大丈夫?

・楽器って独学でも学べるの?やっぱり習わないといけない?

・楽器を習いたいけど、やっぱり買わないといけない?

・楽譜が読めないけど大丈夫?

こんな不安を持たれる方も多いことと思います。

今回の記事ではアマチュア愛好家歴40年の管理人piccoloが、大人になってから楽器を始めたい、習いたいと言う方のためにお伝えしたい5つのことをお話します。

尚、今回の記事の内容は管理人の極めて主観的な考えに基づいています。何卒ご了承くださいませ。

音楽を奏でる喜び!

大人になって楽器を始めたい、習いたいと言う方は、もちろんジャンルは問わず音楽そのものを好きで、愛している方だと思います。

この「気軽にクラシック!」でも、数多くのクラシックの名曲をご紹介してきました。

もし、このブログを読んで楽器を始めたいと思ってくださった方がいれば、こんなにうれしいことはありません。

好きな音楽をCDや音楽配信で聴いたり、時にはコンサート会場に出向いて生の音楽に触れることは、あなたの人生の癒しになり、1日の生活の中でストレスから解放されるリラックスした時間を与えてくれることでしょう。

でも、もしそんな音楽を自分で奏でることが出来たら?

想像しただけでワクワクしませんか?

「楽器を演奏する」「音楽を奏でる」と言うことは「音楽を聴く」こと以上に、あなたを虜にし、きっと夢中にさせてくれることと思います。

「楽器を演奏する」「音楽を奏でる」喜びは1つだけではありません。

楽器を演奏できるようになることで、いろんな発見や喜びを得ることが出来ます。


・一人で練習するだけでも楽しい!

楽器は一人で練習するだけでも楽しめます。

はじめて音が出た時のあの喜び!

上手く動かなかった指がようやく上手く出来た時のあの達成感!

少しずつ美しい音に成長していくあの充実感!

一人部屋にこもって練習する時間もあっと言う間に過ぎてしまいます。


・二人で合わせるとなお楽しい!

楽器を習い始めたばかりの方の最初のデュエットの相手は楽器を習う先生か、一緒にはじめたお友達のことが多いかと思います。

2つの楽器が奏でるハーモニーの美しさ、一緒に呼吸を合わせて一つの音楽を奏でるドキドキとワクワク!

一人で練習しても楽しい音楽が、二人になるとさらに楽しみと喜びが広がります。


・上達してくるとさらに楽しい!

練習が進んで演奏技術が上達してくると、奏でることが出来る音楽の幅が広がります。

これまで手の届かなかった曲を演奏することが可能になり、いつかは演奏してみたいと思っていた憧れの名曲に一歩ずつ近づくことが出来ます。

音楽のジャンルは関係ありません。クラシックを学んでいたってポップスを演奏してはいけないなんてルールはありません。

可能性は無限です。あなたの心惹かれる音楽にどんどんチャレンジすれば良いのです。


・仲間が出来ればもうやめられない!

二人で演奏するだけでも楽しい音楽は三人以上になればさらにいろいろな可能性が広がります。

楽器の組み合わせは色とりどりのパレットのようで、組み合わせの違いによってそれぞれ色鮮やかな異なる響きを奏でてくれます。

世間には様々なアマチュアの音楽愛好家団体があります。

アマチュアオーケストラに吹奏楽団、音楽教室の仲間とアンサンブルを組みことも可能でしょうし、同じ楽器ばかりで組むアンサンブルもあります。

独奏楽器のイメージが強いピアノでも仲間と演奏することは可能です。

2人で連弾するのも楽しいですし、合唱団の伴奏や、フルート、ヴァイオリンと言った他の楽器とペアを組むのも良いものです。

室内楽のメンバーに加わるのも楽しいですよ。

音楽仲間が増えれば気軽に相談したり、音楽談議に花を咲かせることも多くなるでしょう。

「楽器を演奏する」「音楽を奏でる」と言うことは人の輪を広げることにもつながるのです。

楽器を習うのに年齢は関係ある?今からでも大丈夫?

「楽器を習うのに年齢は関係あるの?」

「もう60歳を超えたけど、今からでは遅いのでは?」

大人になって楽器を始めたい、習いたいと言う方の中にはそんなことで悩んでいる方もいらっしゃることと思います。

結論から言うと、あなたがプロを目指しているのではない限り、楽器をはじめるのに年齢は関係ないと思います。

万一、プロの音楽家を目指しているのであれば、大人になってから楽器を始めるのは正直難しいと思います。(もちろん絶対不可能と言うことではありません。)

でもアマチュアの愛好家として音楽を楽しみたいと思っているのであれば、年齢は気にする必要なありません。

20代、30代の方はもちろん、60代、70代の方でもOKだと私は思っています。

もちろん加齢とともに身体能力も衰えてきますので、若い年代に比べて演奏技術の習得に時間がかかることはあるかも知れません。

でもスポーツと比べてみると年齢によるピークには格段の差があります。

スポーツ選手の身体的なピークは競技にもよりますが、だいたい20代の半ばくらいでしょうか?

40代でも第一線で活躍している野球選手やサッカー選手は稀ですよね。

草野球

一方、音楽の世界はどうでしょうか?

オーケストラでは定年まで第一線で活躍するプレーヤーの方も少なくないですし、有名なピアニストの中には70歳を超えても現代の巨匠として第一線で活躍されている方もいらっしゃいます。

もちろん世界の第一線で活躍するプロの方とこれから楽器を始めようとする方を比べるのには無理がありますが、アマチュアの世界でもある程度共通して言えることもあります。

例えば20代の草野球チームと50代の草野球チームが試合をして50代のチームが勝つことってそうは多くないですよね?

でもアマチュアオーケストラや吹奏楽団では20代のメンバーも50代のメンバーも同じ舞台に上がって、一つの音楽を奏でています。

もちろん個々の奏者によって演奏技術の力量は異なるでしょうが、そこに及ぼす年齢的な影響はスポーツなどと比べると極めて小さいと思っています。

かく言う私も中学生の頃にフルートを始めて、気が付いたらいつの間にか40年が経ちますが、まだまだその辺の高校生や大学生には引けを取らないと・・・

まぁ、それは言い過ぎですね。(笑)

誤解のないようにお伝えしたいのは、ここまでお話したことは決してスポーツに比べて楽器の演奏技術を習得することが簡単と言うことではありません。

もちろん楽器を習う上で「素質や適性、年齢的な身体能力」が無関係とは言いません。

しかし、ある程度のレベルに達するまではそんな問題よりも「練習の質と量」に左右されることの方が多いと実感しています。

あなたがどんな風に音楽を楽しみたいのか?

好きな音楽を自宅で少し演奏できるくらいを目指しているのか?

音楽教室の発表会で演奏できるくらいを目指しているのか?

音楽好きな仲間たちと気軽な合奏を楽しみたいのか?

アマチュアの音楽団体に所属して演奏会の舞台に立ちたいのか?

それぞれの目指すところに適した「練習の質と量」を確保出来るのなら、どのレベルでも年齢に関わりなく楽器を始めることは可能だと思います。

もちろんより高いレベルを目指すなら、相応の努力が必要なことは言うまでもありません。

それにはあなた自身の時間的な余裕も必要ですね。

ピアノ練習

楽器は独学でも学べるの?やっぱり習わないといけない?

大人になって楽器を始めたい、習いたいと言う方の中には「楽器は独学では習得できないの?」、そんな風に考える方もいらっしゃるかと思います。

現代はインターネットを通じていろんな情報が溢れているので、WEBサイトやYouTubeで演奏技術を指導されている先生方も少なくないようです。

「もし独学で楽器を習得できるなら・・・」

特に時間的にも経済的にもゆとりのない働き盛りの方だとそう考えても不思議ではないですよね。

結論から言うと

「不可能とは言いませんが、かなりの回り道になります。」

「よほどの理由がない限り、楽器は専門の音楽教育を受けた先生に習うのが良いでしょう。」

これが私の答えです。

楽器の演奏技術を習得することは、目指すところにもよりますが、そう簡単なものでもありません。

むしろ簡単でないからこそ、夢中になり、面白いのかも知れません。

楽器を習うには専門の音楽教育を受けた先生に習い、正しい奏法を身に着けることが大事で、一番の近道でもあります。

少しでも早く上達した方が、あなた自身が音楽を楽しむ時間も、演奏できる音楽の幅も広がるのではないですか?

独学で学んで、もし勘違いしたまま誤った奏法を覚えてしまえば、何年か経ってその癖を治すのはなかなか大変です。

突然ですが「九九」は得意ですか?

私はいまだに苦手です。(涙)

もし「九九」を習い始めた小学生に「7×8=54」と1年間、毎日復唱させたらどうなると思います?

後々、矯正するのはとても大変だと思いませんか?

かく言う私も中学校でフルートを始めた時に演奏方法を教えてくれたのは専門の先生ではなく、部活の先輩でした。

特に活発な部活でもなく、中学生の時は仲間同士、暗中模索と言った状況で、ほぼ独学に近い状況でした。

はじめて専門教育を受けた方に指導していただいたのは、既にフルートを始めてから4~5年経った、高校2年生の頃だったと記憶しています。

演奏する姿勢から、奏法、指使いに至るまで、これまで覚えてきたあらゆることが間違っていて、矯正するのにとても苦労しました。

私にとってはとても遠回りした4~5年になりました。

これをお読みになったあなたは、ぜひこんな遠回りをせずに専門の音楽教育を受けた先生に習って楽器を覚えていただければと思います。

音楽教室選びのコツやおすすめの音楽教室についてはこちらの記事にまとめています。

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ヴァイオリン練習

楽器は買わないといけない?楽譜が読めないけど大丈夫?


「楽器を習いたいけど、やっぱり買わないといけない?」

これから楽器を習おうと考えている方なら、一度は考えることですよね。

「絶対買わないといけない。」とは言いませんが、少なくともあなたの手元に楽器がないと自宅で練習することも出来ません。

音楽教室などに通った時だけ楽器を練習するのでは、とても演奏技術を習得することは出来ません。

かと言って楽器を買うと言っても中には「お求めやすいお値段で」とはいかない種類の楽器があるのも事実です。

まず、あなたのはじめてみたい楽器があなたのご予算で購入可能かどうか調べてみると良いでしょう。

同じ楽器でも車と一緒で価格はピンキリです。

初心者の方の中にはびっくりするような高価な楽器を購入される方もいますが、決してそんな高価な楽器を購入する必要はないと思います。

そもそも初心者の方には楽器の良し悪しの判断もつかないと思いますので、実際の購入に際しては楽器を習う先生に必ず相談してから購入することをおすすめします。

音楽教室の中には楽器をレンタルしてくれる教室もありますし、入会特典として楽器をプレゼントしてくれるような教室もあります。

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もしあなたの始めようとしている楽器が手の届かない予算のものであれば、そうしたシステムを利用するのも良いかも知れません。

でも、長く音楽を続けようと思っているなら、いずれは購入することを前提に計画しておいた方が良いですね。

フルート

「楽譜が読めないけど大丈夫?」

こんなことで二の足を踏んでいらっしゃる方もいるかも知れませんね。

でも安心して下さい。はじめて楽器を習おうと言う方の中に楽譜を読める方なんてそんなに多くはないと思います。(笑)

楽譜を読むと言っても子供が平仮名や漢字を覚えるようなもので、簡単なものから順番に読む練習をすれば誰でも読めるようになります。

もちろん上達してより複雑な楽譜を前にすれば長年経験を積んだ愛好家の方でも、いや、音楽を専門に学ばれた方でもスラスラとは読めないものも出てきます。

それは難しい漢字の並んだニュース原稿はアナウンサーでも詰まることがあるのと同じで、決して気にすることはありません。

楽譜

まとめ:一生音楽を楽しむために

楽器を始めるのに年齢はあまり関係のないことはこれまでにお伝えしてきました。

あわせて演奏技術を習得するのは決して簡単ではないこともお話をしました。

私の身の回りにも大人になってから楽器を習い始めた人を多く見てきましたが、その中には今でも楽器演奏を楽しんでいる方もいれば、中には残念ながら途中で挫折してしまった方も多くいます。

実は私自身もフルート歴は40年になりますが、大人になってフルート以外の楽器を習って挫折したことが2度あります。(笑)

そんな私がお伝えしたいのは

「あなたはより音楽を楽しむために楽器を習い始めようとしている」

と言うことをいつまでも忘れないで欲しいと言うことです。

これから楽器を習おうと言う方は

「いつかこんな素敵な曲を演奏してみたい!」「こんな華やかな曲を弾いてみたい!」

そんな憧れをお持ちだと思います。

しかし、チャレンジしてみたい曲が難しいほど、それを演奏するには一見、地味で退屈に思える反復練習が必要になってきます。

もしかするとあなたの想像以上の忍耐と集中力が必要かも知れません。

この地味な反復練習に嫌気がさして楽器を止めてしまう方も少なからずいます。

でもホームランバッターが、陰ではバックスクリーンにボールを放りこむことをイメージしながら地道な素振りを繰り返すように、華やかな演奏の陰にも地道な反復練習が必要なのです。

いつか素敵な演奏をする自分自身を想像しながら、地道な練習も楽しんでやってください。

普段の地道な練習と舞台上で演奏する華やかな姿が上手く頭の中でリンク出来ない方は、嫌気がさしてしまう傾向が強いように感じます。

心と耳を澄ませて、自分の音に耳を傾けて下さい。

昨日の自分より美しい音が響いていませんか?昨日の自分より上手に演奏出来ていませんか?

それを喜びとして感じることが出来ればいつまでも音楽を楽しむことが出来ると思います。

くれぐれも「音楽」が「音が苦」にならないように気を付けてください。

楽器を習い始めたばかりに「音楽」が「音が苦」になるようであれば、「本末転倒」と言わざるを得ません。

そんな時はちょっと練習の手を休めて、美しい音楽や楽しい音楽に耳を傾け、「こんな曲を演奏してみたい!」と憧れていた頃のことを思い出してください。

どうか「音楽を楽しむ心」をいつも忘れずに、いつまでも素敵な音楽を聴き、楽しく音楽を奏でてくださることを心から願っています。

トランペット

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